※2026年10月4日に参考資料と取り付け基準の案内を確認しました。
車高を下げた車や、足回りを変更した中古車は、最低地上高だけでなく、灯火類の取り付け位置なども確認する必要があります。車検前や購入前に、車の状態と適用される基準を整備工場などで確認しておきましょう。
最低地上高9cmだけで車検に通るとは限りません
最低地上高には、測定する部分や車両の構造に応じた条件があります。自動車技術総合機構の案内では、9cmという値に加え、ホイールベースや前後の張り出しに応じた確認も示されています。
さらに、最低地上高を満たしていても、灯火類、タイヤ・ホイール、足回りなどが基準に適合していなければ、車検に合格するとはいえません。
参考:自動車技術総合機構「審査事務規程関係FAQ・最低地上高」
フォグランプや方向指示器の高さも確認
車高を下げると、車体に取り付けられたフォグランプや方向指示器の位置も低くなります。
自動車技術総合機構の審査事務規程には、前部霧灯の照明部の下縁は地上250mm以上、方向指示器の照明部の下縁は地上350mm以上という取り付け基準が示されています。ただし、車両の製作時期や種類・構造などによる従前規定や例外があり、適用される細かな条件は異なります。
この2つの数値だけで、ご自身のお車の合否を判断しないでください。取り付け高さ以外の条件も含め、車検を依頼する整備工場などで確認しましょう。
参考:自動車技術総合機構「審査事務規程」(前部霧灯:7-70・8-70、方向指示器:7-91・8-91)
車検前・中古車購入前に確認したいこと
- 車種・年式・型式と、足回りや灯火類の変更内容。
- 最低地上高と、灯火類の取り付け位置。
- タイヤ・ホイールと車体の接触、はみ出しなど。
- 基準に適合させるために必要な作業と、その見積もり。
以前の車検に合格したことや、「車検付き」で販売されていることだけで、現在の状態でも合格すると判断せず、現車を確認してもらいましょう。
修正方法と費用は車の状態によって異なります
調整で対応できるか、部品交換などが必要かは、お車の状態により変わります。必要な作業内容と料金は、点検後に見積もりをご確認ください。
この記事は、事前確認のポイントをまとめたものです。個別車両の合否を保証するものではありません。実際の検査では、その車両に適用される基準に基づいて判断されます。
