コーティング・洗車

セルフ洗車機(コイン洗車機)で車を洗った後は仕上げ拭きを行い、よりキレイにしましょう

福岡商会栗熊SSのセルフ洗車機

栗熊SSにも設置しているセルフ洗車機。安価で手軽に車を洗える優れものですが、セルフ洗車機で車を洗った後拭き上げをせず、そのまま走り去っていくお客様がいます。
私どもとしては、拭き上げをすることでよりピカピカになり、ウォータースポット(水のシミ)の防止になるのになと思っています。

そこで、今回はセルフ洗車機の後に仕上げ拭きを行う理由を紹介していきたいと思います。

手軽に洗車ができるセルフ洗車機

私は「セルフ洗車機」と呼んでいますが、「コイン洗車機」「ドライブスルー型洗車機」と呼ばれたりもします。
栗熊SSのセルフ洗車機のブラシはスポンジブラシです。スポンジブラシは、車に洗い傷が付きにくいよう優しく洗います。

セルフ洗車機は手洗い洗車に比べると車を手軽に洗えるので、時間の無い方やサッと洗いたい方に最適です。しかし、仕上げ拭きをしないと水シミや水垢の原因になったり、洗い残しがあるままですので仕上げ拭きを行うようにしましょう。

撥水コートは月に1回程度

セルフ洗車機には、呼び方は様々ですが、主に水洗い洗車と撥水コート洗車があります。撥水コートは、月に1回程度がおススメです。撥水コートをかけすぎると、水垢の原因になりますので月に数回セルフ洗車を利用する方は水洗い洗車も併用して下さい。

頻繁に撥水コートをかけると、撥水コートと撥水コートの間に汚れがはさまってしまいます。層が厚くなるほど、除去が困難になるのと、塗装の色がボケたように見えたりします。

洗車機などで使われている「撥水コート」なども同様で、これらのコート剤は、ミルフィーユ型という新しい水垢の原因になることがあります。これは、WAXのような混合物ではなく、分子結合した連続的な被膜なので、汚れが浸透しませんが、膜の上には汚れが付着します。汚れをキチンと取らずに、再び噴きかけ型コーティングをかけると、汚れをサンドイッチの様に挟み込んでしまいます。これを何度も繰り返すことで、汚れが何層にも推積し、まるでミルフィーユの様な、水垢になってしまうのです。
ミルフィーユ型の水垢

引用元:水垢取り:あらゆる「車の美しさ」を実現するキーパーコーティングと洗車の専門店 キーパーラボ
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セルフ洗車機の洗い残し

セルフ洗車機で洗った場合、ブラシの当たらない所は洗えません。斜めになっている所や凹んでいる所です。例えば前のバンパーのグリル部分やリアのナンバー部分、ホイールなどです。

セルフ洗車の洗い残し、リアナンバーの部分

セルフ洗車の洗い残しホイール

こういった所をキッチリ仕上げると、キレイになります。

拭き上げをしないと水垢の原因に

セルフ洗車機を利用したあと、車を走らせたら水分が飛ぶと思っている人が多いのですが、水分は飛びますがミネラル分が残ります。その残ったミネラルが固くなってしまうと、除去が困難になってしまします。それがウォータースポットや、水シミと言われる水垢です。

ボディに付着した水垢(水シミ)

窓ガラスも水分が残っていると「ウロコ」と呼ばれる窓ガラスの水アカになります。
しかし、拭き上げをすることでボディの水シミや窓ガラスのウロコが付きにくくなります。

拭き上げ用のタオルは2~3枚持参し、ボディ用ホイール・ステップ用と分けて使うと仕上がりが良くなります。

栗熊SSの場合

セルフ洗車機を利用した後は、仕上げスペースで拭き上げを行うことをお勧めします。マット洗い機無料。掃除機5分100円。エアータワー(タイヤの空気入れ)無料です。
無料の仕上げ用タオルはありません。持参するか、店内で購入してもらうようになります。100円~

栗熊SSのセルフ洗車仕上げ場

セルフ洗車機の操作方法や、掃除機などの使い方がわからない場合は、お気軽にスタッフまでお声かけ下さい。

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